まず、環境を形式的に表示しておく。(前回と一緒だけど)

んで、調査するために書いたコードは、それぞれ以下の通り。

　　For i = 0 To 10000
　　　　If ret = 0 Then
　　　　　　ret = 1
　　　　ElseIf ret = 1 Then
　　　　　　ret = 2
　　　　ElseIf ret = 2 Then
　　　　　　ret = 3
　　　　ElseIf ret = 3 Then
　　　　　　ret = 4
　　　　Else
　　　　　　ret = 0
　　　　End If
　　Next i

　　For i = 0 To 10000
　　　　Select Case ret
　　　　　　Case 0
　　　　　　　　ret = 1
　　　　　　Case 1
　　　　　　　　ret = 2
　　　　　　Case 2
　　　　　　　　ret = 3
　　　　　　Case 3
　　　　　　　　ret = 4
　　　　　　Case Else
　　　　　　　　ret = 0
　　　　End Select
　　Next i

例によって、10000の部分は1000、5000、10000、15000 … 50000と変えて調査した。すると、意外や意外!!以下の様な結果になった。

If の方が Select より速いんだね。意外や意外!! とさっき書いたけど、これはＣ言語では If より Switch の方が速いと聞いていたんで、 VBでも Select の方が速いと思っていたから。自分でもびっくりだね。ホント。だからといって Select を使わないといったことはない。If って分岐あると書くのが面倒だし、Select で書いた方が断然見やすいもんね。しかも50000回ループで If との差はたったの約30ミリ秒。気にしない、気にしない。

調査するケースが１通りなので必ずしも正確というわけではないが、この結果はVBの特徴の１つとして記憶に留めていても良いのではないか。